今年最後の学連大会

皆様、大変お世話になっております。4年生の浦です。

先週末(10月29日〜11月1日)、愛知県蒲郡市にて行われた「全日本学生シングルハンドレガッタ」に出場して参りましたので、報告させていただきます。


この大会は、「全日本学生ヨット選手権」、通称「全日本インカレ」の個人戦と同時に行われる1人乗り種目の大会です。この大会は、唯一地区予選が行われていないため、今まで部員数が少なく、インカレへの公式エントリーや成績を求めるレースがなかなかできない中、私1人1年生の頃から活動実績を残しつつ成績を本気で求めて、これまで全大会エントリーをしてきた大会です(昨年大会はコロナで出場辞退)。

また、今回の大会は私にとって学生として出場する最後の公式戦です。


チームとして、大学からの活動制限がとても長かったためあまり海上練習ができていない中での出場でしたが、今年は私が入学して以降初めて公式戦で同じチームから私以外の艇が出走しました。

インカレ初参加の1年生「吉村」です(写真左)。

彼は高校ヨット部経験者でかつ今回の大会種目でもある「レーザーラジアル級」を専門にしてきたため、今回の大会は自分の専門種目として自分のレベルを確認するいい機会になったと思います。また、大学生の全日本大会を知る機会ができたことで、高校と大学のヨット部の違いを大きく感じ取ったのではないかと思います。


レースは3日間でしたが、全日程美風コンディション。2日目時点で2レースしか行われませんでした(大会は3レース実施で成立)。そんな中、2日目終了時点で浦が3位タイ。表彰台が狙える位置で最終日を迎えました。

しかし、浦・吉村両名最終日になかなか風を掴めず、最終的には全体の中盤あたりの順位となってしまいました。

悲願の表彰台とはなりませんでしたが、浦にとっては無事引退レースを終え、吉村は初めてのインカレで大学ヨットの全日本レベルの世界を知るいい機会になりました。


まだまだ部員のほとんどはコロナの関係で全日本どころか九州水域のインカレへの出場経験がまだないため、吉村にはこの遠征で感じたものをレース以外の準備等も含めてチームに還元してもらいたいと思います。


先にも申し上げましたが、私はこの大会で学生選手を引退することになります。これまで大会に参加させていただく中でOB・OGの方々からのご支援や大会関係者の皆様、各水域の連盟関係者の皆様、その他関係者の皆様のおかげで無事最後の大会を迎えることができました。本当にありがとうございました。

後日、改めて引退の挨拶をこの場で述べさせていただきたいと思いますので、今回の投稿の投稿とさせていただきます。


ありがとうございました。


【補足】

今回の大会にて、セーリングメディアのバルクヘッドマガジンにて、大会写真が撮影・掲載されております。また、大会結果の特集のコラムにて浦を記事に掲載してくださいました。

BHM編集長 平井様、本当にありがとうございました。

記事は以下のURLからご確認ください。同サイトの写真ギャラリーから大会写真はご確認ください。


鹿児島大学ヨット部

2019年12月より公開を始めた鹿大ヨット部のHPです!

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