2年ぶりのインカレ

お久しぶりです。ヨット部4年の浦です。

報告が遅くなりましたが、先週7月3〜4日に福岡県小戸ハーバーで行われた「九州学生ヨット個人選手権大会」の報告をさせていただきます。


私たちは、個人戦・団体戦と主に2種類ある学生選手権のことを総称してインカレと呼んでいます。今回報告させていただくものは、全日本個人戦に向けた九州水域での予選。つまり九州予選です。


本来は2年生を中心に活動が盛んになってきていることもあり全員で参加したかったところですが、コロナの影響で県外遠征後の活動制限期間とテスト休みが重なることから初心者1年生の練習時間を確保することを最優先したため、私4年浦と1年生経験者の玉城の2名1艇での出場になりました。

今大会は私が1年生の頃から交流を行っている長崎大学やいつも同じハーバーで活動している鹿児島国際大学など、私たちのように昨年のインカレに参加できなかったチームもエントリーしており、コロナで大声でエンジンを組んだり気合入れなどはできないものの、久しぶりのレースに皆静かに燃えていました。

レースは2日間行われ、1日目は中風➡︎軽風、2日目は突風で10m/sを超える強風。そして福岡ではあまり吹かない南風のコンディションの中33艇が競い合うスナイプクラスのレースに出走しました。

1日目・2日目どちらも慣れない海面と風の変化に大苦戦。スピードに乗って前に出てきたと思えば風の変化で一気に順位を落とすといった悪循環が2日間続いてしまい、結果は22位と惨敗でした。

しかしながら、今回のレースでの収穫は今まで以上にあったように感じます。課題として明確に浮かび上がったクローズレグ(風上に向かう区間)での風の見方・走るコースの選び方。スタート。 逆に長所として明確に浮かび上がったランニングレグ(風下に向かう区間)での波乗せやボートスピード。これは主に強風で明確に見えた自分の長所でした。初心者が多く、かつレスキュー体制や船の問題もあり強風の練習ができていない中、レースで強風の風下へ向かう区間で大きく順位を稼ぐ展開ができていたため、私自身とても驚いています。

この収穫は、団体戦までの残り約2ヶ月の期間で伸ばし、改善したいところではありますが、新型コロナの影響が今後どう響くか…

まだまだ先が読めない状況が続きますが、団体戦に向けこの収穫をチーム内で共有し、よりチームの勢いをつけていきたいと思います。

鹿児島大学ヨット部

2019年12月より公開を始めた鹿大ヨット部のHPです!

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