荒れた市長杯

昨日、平川ヨットハーバーにて鹿児島市長杯が行われました。

鹿大からはスナイプ級での出場。同クラスは鹿大艇を含めて8艇で4レースが行われました。

朝からやや強めの風が入っており、スキッパーとしては3度目となる出場の1年生には大変だったと思います。ですが最初のレースでは最初のレースで2位を狙えるポジションで最初のマークを回り、順風域での伸びのよさを感じました。しかし、その後のレースでは少しずつ風速が上がり、波が立ちやすい南からの強風が入ってきました。結果、第3レースは粘って完走したものの最終レースでは風下マークに向かう途中で沈（転覆）。起こして再搬送するも艇のバランスをコントロールできずにまた沈。結果、OBが乗るレスキュー艇からの補助を受け最終レースは完走することができませんでした。

大会運営スタッフの方やレスキューに携わって頂いた関係者の方々には迷惑をかけてしまう形になりましたが、強風のセーリングを1年生に体験させることができたのはとても良かったと思います。通常練習ではなかなか風が吹かず、吹いても周りのレスキュー体制が整っていないがために出艇を見送ることが多かった今までの練習状況だったので、今回のレースはセーリングについても部内での安全管理の見直しについてもとても有意義になったと思います。今年のレースは全て終わりましたが、来年に向けて今日の経験を糧に前進していきたいと思います。